2016年06月15日

コラーゲン

今や巷で女性に大人気のコラーゲン。
なぜそんなに人気なの?と聞けば、一番にあがるのが美肌効果。
しかし『コラーゲン』という言葉は知っていても「どんなものか、なぜ肌に良いのかはよく知らない」という人も多いようです。という事で今さら聞けないコラーゲンについてクローズアップしていきます。

まずコラーゲンとは、体を構成する様々なたんぱく質の一種と定義されます。人の体に存在しているコラーゲンは約30種以上も報告されており、その総量は全たんぱく質の約3割も占めているとか。ちなみにI型といわれる線維性コラーゲンが一番多く、骨や皮膚の真皮に存在。 この他、軟骨や眼球に存在するII型など体内のあらゆる組織を構成しています。コラーゲンの主な役割は、細胞と細胞の隙間に存在し、細胞を結合する働きや、体の 組織に弾力や強度を与える働きがよく知られています。 さらに最近ではコラーゲンが接する細胞に対して、増 殖したり分化したりするシグナルを与える、情報伝達の働きも担っている事が解明されてきています。

しかしコラーゲンは加齢とともに減少していきます。 一般的に20代半ばをピークにコラーゲン量はどんどん減 少し、40歳では20歳の約半分にまで減少すると言われています。このように加齢によりコラーゲンが不足すると、体に様々な影響が出てきます。

まず一番に判り易いのは肌の老化。若々しい肌の象徴である、ハリやつやが失われていく大きな原因の一つがコラーゲンの不足。この様な目に見える変化に加え、血管や骨の老化にも大きく関わっています。コラーゲンには血管のダメージを修復したり、血管をしなやかに保つ働きがあります。不足すると当然、血管は硬く傷つきやすく、傷などのダメージも回復しづらくなり、動脈硬化や脳梗塞などの症状につながっていきます。また骨は構造的にコラーゲン繊維にカルシウムが付着したもの。コラーゲンが不足すると、カルシウムとの結合性が低下し、密度も粗くなるので、スカスカの状態になってしまいます。 この様に動脈硬化や骨粗鬆症など見えない所で進行する深刻な疾病の原因が、コラーゲンの不足に関わっているのです。そのため、女性だけでなく男性もコラーゲンの大切さを認識する必要があるのです。また最近は食生活の乱れから、ビタミンCや鉄などコラーゲンの合成を促進させる栄養素が足りなくなり、若年層でもコラーゲンが不足しているケースが見られます。若さの源であり人の体に欠かせないコラーゲン、不足させない為にはその原料となる良質なたんぱく質を積極的に補給する事が重要です。
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2016年06月08日

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2016年06月01日

食物繊維

前回は腸内環境とダイエットのつながりについてお話しました。
では腸内環境を健康に保ちダイエットに成功するには?
その鍵となるのは“食物繊維”。今回は腸と食物繊維のかかわりからダイエット成功の鍵を解いてみましょう。

1. 便秘はダイエットの妨げ
 腸は大腸と小腸の2つの部分に分かれている事を前回話しました。小腸の主な働きは、体内に飲み込まれた食物を細かく分解し、栄養素を消化して吸収して残りを大腸に送り込む事です。これに対して、水分を吸収するのが大腸の主な働き。消化された物質が大腸に送り込まれると、大腸がそこから水分を吸収し消化吸収の全プロセスが完了します。しかし何らかの理由でこの機能が正常に働かなくなると、便秘が発生しダイエットの妨げとなります。では、便秘を予防するには?

2. 便秘予防でダイエットを促進
 食物繊維は腸内に入ると膨張し、排泄物の大きさを2~3倍にします。ダイエット中で食べる量を 制限している人などは便秘になりやすいのですが、食物繊維を十分に取ればその事態を予防できます。食物繊維は腸内細菌の「食事」にもなります。腸内細菌が食物繊維を食べると、大腸で有機酸が作られ消化管が刺激される事で便通を促進し、有害物質や悪玉菌を除去する効果があります。36歳から61歳までの女性 62,036万人を対象に、食物繊維と便秘の関係を調査した研究では、“食物繊維を多く取る人ほど便秘になりにくい”という結果が出ています。

3. 食物繊維で糖分吸収にブレーキ
 食物繊維には、これ以外にも様々な利点があります。例えば血糖値が上がるとインスリン分泌が活発化し、体脂肪が蓄積されて内臓脂肪型肥満を引き起こす原因になります。しかし食物繊維の摂取により小腸内で糖分の吸収速度を抑える事ができ、血糖値の急上昇を防ぐ事ができるのです。現代人のライフスタイルと食生活では食物繊維の摂取量が少なくなりがちです。果物や野菜をできるだけ多く取るようにしたり、食物繊維の栄養補助食品を取り入れるのも良いでしょう。腸を健康な状態に保ち規則的な便通を促進して快調な毎日を送ることが、ダイエット成功の鍵と言えるでしょう。
*「The American Journal of Gastroenterology Vol. 98, No. 8, 2003」より
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